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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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パレスチナ支援

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7月8日から続く、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への軍事攻撃により、既に2000人以上もの市民が犠牲になっています(8月25日現在)。ガザの人々は、絶え間ない恐怖と孤立感の中に立たされています。これまで、パレスチナと縁のある日本のNGOは、イスラエルによるガザへの軍事攻撃の即時停止と、人道支援の早急の開始と、ガザの封鎖解除などを求めて様々なアクションを行いました。


パレスチナ:戦争犯罪を裁くためのイニシアチブを日本政府に求めます。
 ・・・要望書を外務省に提出しました。

 2014年の夏に行われたイスラエルによるガザ地区への軍事攻撃。戦争犯罪に関する国連の調査委員会が十分な調査をできるよう、日本政府からも働きかけをしてもらいたいという要望書を外務省に提出いたしました。現時点では、調査団の一部が現地入りしたようですが、しばらくはイスラエル政府はガザへの入域すら認めていませんでした。尚、国連でこの調査委員会設置に関する決議案が採択された時、日本政府は棄権の立場を選択。国際人道・人権法に違反すると言われているイスラエルの占領・攻撃に関して、日本政府は看過すべきでなく、パレスチナ・イスラエル間に平和が築かれるよう貢献することを強く希望します。

要望書の前文はこちらです。


シューズ・アクション ~ 一人ひとりの命を見つめて~

Stop the killing in GAZA ガザの命を守りたい
すべての犠牲者を追悼し、戦闘の即時停止を訴えます

 天候が危ぶまれる中、200人以上の人々が集まり、靴を添えて犠牲者のいのちに思いを馳せ、これ以上の犠牲者がでないことを願いました。ジャーナリストの志葉玲さんの、「日本を含む国際社会がこの状況を許している」という言葉は、参加者の心に痛く響いたものです。(報告はこちらをご参照ください)

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■集会概要

7月8日に始まったイスラエル軍による「境界防衛」作戦以来、ガザにおける死者 は1900人を超えました。国連によれば8月11日時点で子どもの犠牲は458人にのぼっています 。

私たちNGOは、市民を巻き添えにするこのような攻撃を直ちに停止するようイスラエル政府に訴え、国際社会がこの紛争下で起きた戦争犯罪に対して断固とした行動をとるようアピールします。そして、犠牲となった子どもたちの名前を読み上げ、458人分の靴を並べる追悼アクションを行います。

● 皆さんへのお願い:靴を持ち寄ってください!
犠牲となった子どもたちの名前を呼び上げ、彼らが「数字」ではなく「一人ひとりの人間」であることを心に刻むために、靴を並べていきます。
* 子ども用に限りませんので、靴をお持ち寄りください。1足でも2足でも 結構です。
* 靴は集会の終了後、お持ち帰りください。

◆日時 8月23日(土) 16:00 ~ 17:30 (受付開始:15:30)
◆場所 増上寺境内(港区芝公園)都営地下鉄三田線 御成門駅から徒歩3分、芝公園から徒歩3分
◆備考 小雨決行
◆プログラム(予定)
・現地からの報告:志葉玲さん(フリージャーナリスト)
・犠牲者の追悼:犠牲となった子ども458人の名前を読み上げ、境内にその数だけ靴を並べ
ていきます。
・ 黙とう
・ 主催団体からのアピール
◆主催団体(五十音順)
アーユス仏教国際協力ネットワーク/APLA/アムネスティ・インターナショナル日本/オルター・トレード・ジャパン/サラーム・パレスチナ/浄土宗平和協 会/パレスチナ子どものキャンペーン/パレスチナの子どもの里親運動/ピース ボート/ヒューマンライツ・ナウ
◆賛同団体(五十音順)
セーブ・ザ・オリーブ/「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーン/日本国際ボランティアセンター/パレスチナ・オリーブ/パレスチナの平和を考える会
◆問合せ先
アムネスティ・インターナショナル日本 Tel: 03-3518-6777 (担当・川上)
パレスチナ子どものキャンペーン  Tel: 03-3953-1393


Stop Bombing GAZA アクション

【Stop Bombing GAZA】みなさんのアクションをお願いします!!(パレスチナ子どものキャンペーンFaceBookページより)

アクションの参加方法

14stopbombing1.手のひらに「STOP Bombing GAZA」などメッセージを書く。
2.写真を撮り、自身のFacebookやTwitterに掲載する。写真をツイート、FBの近況欄に掲載するときに、#stopbombinggaza の文字を入れるだけでOKです。

twitterでメッセージ(つぶやき)も一緒に書かれる方は、メッセージと#stopbombinggazaの間に必ずスペースを入れてください(半角、全角どちらでもOK)」

#(ハッシュタグ)をつけると、同じようなタグをつけた人たちの写真や記事が検索で出てきます。

この掌に文字を書いて写真を撮るアクションをたくさんの人がFacebook やTwitterに載せると、検索したら参加している人たちの載せた写真が出てくるようになります。皆さんも参加してください。

ただし、すでに同じ#stopbombinggazaを使っている人たちが世界中にいて、いま検索すると別の記事や写真のほうがたくさん出てきますが、掌アクションが増えれば、検索するとたくさん出てくるようになるはずです。


日本国外務大臣副大臣への要請書

【要請書】イスラエルによるガザへの軍事攻撃を即刻中止させガザの封鎖・市民への集団懲罰を止めさせてください

2014年7月22日

日本国外務大臣 岸田 文雄 殿
日本国外務副大臣 岸 信夫 殿

私たち、日本の市民団体は、7 月8 日からイスラエルが開始したガザへの軍事攻撃に深く憂慮しています。20日の国連発表によれば、ガザの犠牲者は375 人、負傷者は3,008 人を超えました。またそのうち約8割が非武装の市民で、現在も攻撃が続いていることから犠牲者の数がさらに増えることを懸念しています。いかなる理由であれ、多数の民間人を意図的に巻き込んだ軍事行動は国際人道法違反であり、厳しく非難されるべきものです。

ガザの人たちは、イスラエルによる長期の封鎖によって、食料・医薬品・電気・水道・調理ガスなどの生活必需品が不足した劣悪な環境の下で、人としての尊厳を奪われた生活を強いられてきました。そのような中で2008・9年、2012年、2014年と繰り返されるイスラエルによる大規模軍事攻撃は、ガザの人々にさらなる身体的および精神的に大きな傷を負わせています。

私たちは、いかなる状況の下でも、民間人に対する軍事攻撃は容認されてはならないと考えています。ガザの武装勢力による無差別ロケット攻撃も、イスラエル政府による多数の民間人を巻き込む大規模軍事攻撃も、ともに非難されるべきものです。しかし、今回のイスラエル軍による軍事行動は、「自衛」というにはあまりにも均衡を欠いており、こうした多数の民間人の殺害はとうてい正当化できません。

ガザの人々にとって必要なのは、物資や人々の自由な往来が可能になることで、彼らが国際支援に依存することなく自ら経済を発展させ、尊厳を持って生きることができるようになることです。それはまた紛争解決の前提条件でもあります。しかし、度重なる軍事行動のたびに、国際社会からの人道支援・開発支援の多くが封鎖のために困難に直面し、あるいは中止を余儀なくされ、ガザの人々を絶望の淵に追いやってきました。

日本は、イスラエル・パレスチナ両者にとって、政治的・地理的に中立の立場として呼びかけることができる国であり、かつては紛争の平和的解決に取り組む平和構築委員会の議長国でもありました。紛争の平和的解決を積極的に希求する国として日本が果たすべき責任と役割は小さくないはずです。

私たちは、今回の岸外務副大臣のエジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区、トルコ訪問を通じて、日本政府が速やかに事態に対応することを歓迎いたします。とりわけ、イスラエル政府に対しては、民間人を犠牲にする軍事攻撃とガザへの集団的懲罰の停止を強く求めるよう要請します。そして、ガザにおける軍事行動による負傷者および病人のイスラエルでの治療の許可、ガザへの医薬品・食料などの人道物資を含む物資の搬入、国際人権監視機関の現地への障害なきアクセスを、イスラエル政府に要請してください。

以下賛同団体名(順不同)
特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク/公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本/特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン/特定非営利活動法人パレスチナの子どもの里親運動/特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC) /パレスチナ・オリーブ/ピースボート/サラーム・パレスチナ/特定非営利活動法人 ヒューマンライツ・ナウ/特定非営利活動法人APLA


7.21 NGO緊急集会とキャンドル・アクション STOP! 空爆 〜ガザの命を守りたい〜

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▶日時 2014年7月21日 18:30〜
▶会場 明治公園
▶【主催団体】(順不同)
ヒューマンライツ・ナウ/アーユス仏教国際協力ネットワーク/アムネスティ・ インターナショナル日本/パレスチナ子どものキャンペーン/ピースボート/ セーブ・ザ・オリーブ/パレスチナの子どもの里親運動/パレスチナの平和を考える会/APLA/日本国際ボランティアセンター (JVC)/国境なき子どもたち (KnK)/サラーム・パレスチナ/パレスチナ・オリーブ/オルター・トレード・ジャパン
▶【賛同団体】国際協力NGOセンター(JANIC)

ガザの人たちは、国際社会の中で孤立しているわけではない。私たちは一刻も早い停戦を願い、ガザの人たちが安心できることを願っている。そんな思いを世界に発信し、ガザの人たちに届けるための集会を持ちました。関係NGOが集まり、数日間で呼びかけ準備した集会であってにも拘わらず、500人以上もの人たちが集まり、大きな文字を作ることができました。

▶プログラム
ー 現地からのメッセージ
14candle_action2ガザ地区で活動をしている、パレスチナ子どものキャンペーンと日本国際ボランティアセンターが、現場から届いたヴォイスメッセージやメールを読み上げ、現場の状況を伝えてくれました。
パレスチナ子どものキャンペーンのメッセージはこちら

ー 主催団体からのメッセージとキャンドルを使っての人文字づくり
各団体がメッセージを伝える間、参加者はキャンドルを持って指定の位置に移動。そうして、「GAZA」という文字とピースマークが作られました。(人文字づくりはピースボートの主導によります。)
並び終わったら点火され、小さい灯りによって大きな文字が描かれました。この文字は、高所作業車の上から撮影され、世界に向けて発信。14candle_action3

ー 宗教界からのメッセージと祈り
キリスト教、ユダヤ教(代読)、イスラーム、仏教の聖職者により、停戦と平和を求め願うメッセージと祈りが捧げられました。
この戦いは宗教がなすものではありませんが、宗教が使われていることは否めません。その自戒の言葉と共に、宗教が平和のためにはたらきかけるよう、願いと祈りが届けられました。

14candle_action4この夜の集会は、共同通信やAPなどのニュース配信会社を始め、多くのメディアによって伝えられたことはありがたいことでした。
以下リンクですが、リンク切れになっている場合はご容赦ください。
(海外)
AFP/eNCA/akakhbar English/アルジャジーラ

(国内)
共同通信/朝日新聞一面/東京新聞一面(共同の配信記事)/TBS NEWS23/レイバーネット/山手線の車内ニュース 他

アーユスブログはこちら


駐日イスラエル大使への要請文

ガザ地区に対する無差別攻撃の即刻停止と国際人道法に則った市民の保護を強く求めます

駐日イスラエル大使 ルツ・カハノフ殿

2014年7月15日

私たち、日本を拠点とするNGOは、7月8日からイスラエル軍が開始したガザへの軍事攻撃において、民間人の死傷者が増え続けている状況を深く懸念しています。

ユダヤ人入植者3名の遺体がパレスチナヨルダン川西岸地区で発見され、それへの報復としてパレスチナ人少年が拷問の末に殺された事件に端を発した今回のガザ攻撃について、現地の人権NGOによると、7月14日までに209軒の民家が破壊され、137人の市民が死亡し、そのうち少なくとも34人が子ども、28人が女性であるとのことです。また、1,058人が怪我をしており、その殆どが一般市民で、332人の子ども、212人の女性が犠牲となっています。

私たち日本を拠点とするNGOは、イスラエル・パレスチナ双方による一連の暴力と無差別攻撃に抗議します。特にイスラエル政府に対しては、人口密集中地への空爆など罪のない民間人を犠牲にするガザへの軍事攻撃を即刻停止することを要請します。民家を攻撃することは戦争犯罪であり、どのような状況においても絶対的に許される行為ではありません。イスラエル政府に対し、国際人権・人道法に基づきガザの民間人を保護することを強く求めます。

長年にわたって、私たちはイスラエル・パレスチナ双方への停戦を求め、市民を紛争の被害から守るよう呼びかけてきました。しかし、停戦合意はいつも一時的なものに終わり、私たちは繰り返し、罪のない市民がガザ社会を再構築できるように支援を続けて来なければなりませんでした。また、これまでの紛争における双方の重大な国際人権法および人道法違反行為についても、正義はほとんど実現していません。

2008年12月から2009年1月のガザ空爆・侵攻で多大なパレスチナ民間人が犠牲になったにも関わらず、イスラエルの人権侵害の責任は問われず、ガザの人々の生活は脅かされてきました。一方でイスラエルへのガザからの応戦も繰り返され、イスラエル市民の生活も脅かされてきました。

今回も私たちは市民を犠牲にする軍事攻撃の即刻停止と市民の保護を求めます。そして、医薬品・食糧など人道物資および人道支援団体が遅滞なくガザに入ることを認めるよう要請します。

特定非営利活動法人ヒューマンライツナウ/特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク/公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本/特定非営利活動法人パレスチナこどものキャンペーン/ピースボート/セーブ・ザ・オリーブ/特定非営利活動法人パレスチナの子どもの里親運動/パレスチナの平和を考える会/株式会社オルター・トレード・ジャパン/特定非営利活動法人APLA/特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)