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　11月６日午後、福島駅前の「コラッセふくしま」で「カラフルふくしま市民講座」を開催し、30人の市民が参加された。主催は福島移住女性支援ネットワーク（EIWAN）。

　最初に、移民研究者の鈴木江理子さん（国士館大学教授）に、「多文化共生の街づくりのこれまでと今、そしてこれから」と題して話してもらった。内容は、この間の政府の外国人政策、とくに地域社会にとっての問題点などを簡潔に説明し、今後の「地域における言葉の壁／心の壁／制度の壁を越える試み」の課題について、他の自治体の先進的な事例を挙げながら提起された。第二部は外国人住民と日本人支援者５人のリレートーク、そして第三部は参加者一人一人が「多文化共生の街づくり」について、アイディアを出しあった。そこで出された提案については、来年、さらに深めていくことを約束して終了した。

　なお参加者の中には、市議会議員が4人も参加された。これはEIWAN10年間のことでも初めてのことであり、これからも積極的な意見交換と働きかけをしていきたい。

ふくしま講座チラシ1106