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「ガザ停戦」後に激化しているパレスチナ・西岸地区での暴力 〜現地NGOからの緊急報告〜

 2025年1月19日に発効したイスラエルとハマースの「ガザ停戦」以降、ヨルダン川西岸地区(以下、西岸地区)における暴力がこれまでにないほど激化しています。2001年の第二次インティファーダ以来最長となる軍事作戦がイスラエル占領軍によって展開され、2025年2月10日の国連の報告によると、この1カ月だけでも、ジェニン、トゥルカレムなどの難民キャンプを中心に西岸地区各地で合計4万人以上が強制的な移住を余儀なくされています。また、イスラエルのクネセト(国会)では、国際司法裁判所(ICJ)と国連総会が違法性を確認した占領政策をさらに推し進め、西岸地区の「完全併合」のための新たな法案の議論が進んでいます。

 パレスチナのオリーブオイル生産者や小規模農民を支援するUAWC(パレスチナ農業開発センター)から、こうした西岸地区の現在の状況について日本の多くの人に知ってほしいという訴えが届き、緊急報告の機会を設けることにしました。残念ながら日本のマスメディアではほとんど伝えられることがない西岸地区の現状について、ぜひ現地からの声をお聞きください。

日時:2025年3月4日(火)19:30〜21:00
オンライン会議ツールZoomを利用
 フアッド・アブサイフ氏(UAWC代表)
*逐次通訳あり 

参加費 無料(下記のいずれかから要申込み)
Peatix: https://24westbank.peatix.com/
フォームメーラー: https://ssl.form-mailer.jp/fms/2086dd7e848002

共催 特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク、特定非営利活動法人APLA株式会社オルター・トレード・ジャパン

参考
https://news.un.org/en/story/2025/02/1159971
https://www.newarab.com/news/israeli-mks-push-draft-bill-settlers-buy-palestinian-land
https://main.knesset.gov.il/en/news/pressreleases/pages/press12225q.aspx