アーユスセミナー
朝鮮半島の緊張緩和と地雷問題
今年4月、韓国と北朝鮮による南北首脳会談が板門店でおこなわれ、朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた板門店宣言が表明されました。その後、6月12日には初の米朝首脳会談も開催され、かつてなく朝鮮半島の情勢が大きく動いています。この動きが韓国で一般の人たちにどのように受け止められているのか、また南北緊張緩和の際に重要な課題となる地雷対策(埋設地雷や貯蔵地雷の処理、また被害者支援をどうするのかなど)について、最新情報を交えてお話いただきます。
東京と大阪での開催です。
お申し込みは、お申し込みフォームまたは地雷廃絶日本キャンペーン事務局までメールでご連絡ください。
【東京会場】
日時:2018年7月19日(木) 18時15分~20時30分(18時00分開場)
会場:早稲田大学早稲田キャンパス3号館405教室(東京都新宿区西早稲田1-6-1)
交通:都電荒川線早稲田駅より徒歩4分 地下鉄東西線早稲田駅より徒歩9分
参加費:無料
講師:趙 載国氏(チョウジェグク氏/PSA理事長、 延世大学連合神学大学院教授)
金 敬黙氏(キムギョンムク氏/早稲田大学・文化構想学部教授)
協力:早稲田大学ジャーナリズム研究所、文化構想学部「アジアにおける人間の安全保障」講義
*講義科目「アジアにおける人間の安全保障」との合同セミナー形式で開催されますが、受講者以外も参加可能です。早稲田大学関係者はお申込不要です。
講師
◆趙 載国氏 (チョウジェグク氏/PSA理事長、 延世大学連合神学大学院教授)
延世大学校神学部卒業、同志社大学大学院神学研究科修了。神学博士。専攻は宗教学。主に宗教と文化、比較宗教学、宗教と地域紛争等を講義し、傍ら韓国における対人地雷問題の解決を訴え、NGO「韓国対人地雷対策会議(KCBL)」の創立(1997 年11 月)に関わり、現在はNGO「Peace Sharing Association」の理事長。著書に『韓国の民衆宗教とキリスト教』(1998、新教出版社)など。
◆金 敬黙氏 (キムギョンムク氏/早稲田大学・文化構想学部教授)
日本国際ボランティアセンター(JVC)職員、中京大学・国際教養学部教授を経て現職。著書に、『NGOの源流をたずねて』(めこん)、「南北コリアの政治的統合を超えて」松尾秀哉他編『紛争と和解の政治学』(ナカニシヤ出版)、風間・加治・金『教養としてのジェンダーと平和』(法律文化社)など多数。
【大阪会場】
日時:2018年7月20日(金) 18時30分~20時30分(18時15分開場)
会場:在日韓国基督教会館ホール(大阪市生野区中川西2-6-10)
交通:大阪メトロ千日前線 今里駅 徒歩13分
参加費:無料
講師:趙 載国氏(チョウジェグク氏/PSA理事長、 延世大学連合神学大学院教授)
郭 辰雄氏(カクチヌン氏/コリアNGOセンター代表理事)
定員:50名
講師
◆趙 載国氏 (チョウジェグク氏/PSA理事長、 延世大学連合神学大学院教授)
◆郭 辰雄氏(カクチヌン氏/コリアNGOセンター代表理事)
大阪生まれの在日コリアン三世。外国人のさまざまな人権問題での取り組みや日韓の市民交流事業などをおこなっており、差別のない民族共生社会を実現に向けて事業に取り組んでいる。2009年まで大阪市弁護士会市民会議委員をつとめ、入居差別裁判や反ヘイトスピーチ裁判の支援する会事務局にも関わる。 学校などの教育機関、各地の国際交流協会でおこなわれる研修や講演など、年間数十回の講師をおこなっている。 著書に「ろうそくデモを越えて―韓国社会はどこに行くのか」 (希望叢書 2009年 川瀬 俊治 (著, 編集), 文 京洙 (編集)など多数。
共催:地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)、アーユス仏教国際協力ネットワーク
お問合せ:地雷廃絶日本キャンペーン