企画出版
原発があると不安だけど、なくなっても困るんじゃないかな。
エコなエネルギーってなんだろう?
福島第一原子力発電所の事故から、エネルギーや原発に対する関心は高まってきています。でも、よくわからない・・・他の人の意見も聞いてみたいな・・・という方にオススメ。 エネルギーや原発について話し合い、これからどういうエネルギーを使うのか、どういう社会を作りたいのかを考えるのにぴったりな教材です。
また、映像「100,000年後の安全上映会」とこの教材を使ったワークショップが、3月30日に開催されます。詳しくは、こちらのページをご参照下さい。
DEARでは、新教材『もっと話そう!エネルギーと原発のこと〜参加型学習で学び合うための16の方法』を発行しました。豊富なワークシートと資料、16の参加型 学習プログラムと5つの実践事例を収録しています(対象:小学生〜)。
エネルギーのあり方や原発との付き合い方を考えるということは、単に目の前の プラグを抜けばよいという意識を超え(もちろん節電も大事ですが)、どのよう なエネルギーを選び、どのような社会をつくるのかを考えることに繋がります。
置かれている状況も関心も異なる私たちは、それぞれ、恐怖や不安、怒り、あき らめ、納得など、さまざまな感情や考えを抱えています。そうした一人ひとりが 未来の社会をつくる当事者として、まずは知ること、そして話題にするのを躊躇 したり沈黙したりするのではなく、話し合うことが重要だと、わたしたちは考えています。
▼概要 制作・発行:開発教育協会/DEAR/発行:開発教育協会/2012.12/A4判76頁 /一般価格:1,800円(定価1,715円+税)/DEAR会員価格:1,500円/対象:小学生以上 /詳細・お申込:http://www.dear.or.jp/book/book01_energy16.html
▼もくじ
第1部 もっと知ろう!エネルギーと原発のこと
1 もっと知ろう!エネルギーってなに?/2 もっと知ろう!いつ・どこで・なんのためにつかっている?/3 もっと知ろう!エネルギー資源/4 どのくらい使ってる?家の中の電気・電化製品
第2部 もっと話そう!エネルギーと原発のこと
5 原発について知っていること・知りたいこと〜ブレインストーミング/6 テーマを広げ課題を見つける〜ウェビング/7 気持ちや思いを話す〜マイクロラボ/8 「ゆうだい君の手紙」〜わたしの気持ち /9 仮想インタビュー「原発」/10 原発停止をめぐる意見〜様々な意見を読み・くらべる/11 ベトナムへの原発輸出〜いろいろな立場に立って考える/12 使用済み核燃料のゆくえ〜世界地図をつかって
第3部 未来に向けて考えよう!エネルギーと原発のこと
13 さまざまな視点から分析する〜コンパス分析/14 テクノロジーとわたしたち〜テクノロジーの利用を考える/15 わたしの願い〜気持ちや思いを共有する/16 未来の新聞〜エネルギーの未来を想像する
第4部 実践事例&リソース
事例1 写真をつかったアイスブレーキング〜教員研修会でのワークショップ/事例2 新聞記事からじっくり読みとる〜中学校での2時限の授業/事例3 資源・エネルギー問題と私たちの生活〜高等学校での9時限の授業/事例4 仮想インタビュー「原発」〜高等学校での90分の授業/事例5 アクティビティ4・8・10・11 をつかって〜大学での半期の授業
▼協力 特定非営利活動法人 アーユス仏教国際協力ネットワーク、▼助成 株式会社ラッシュジャパンLUSH チャリティバンク助成、▼発行者・ご注文受付 Tel: 03-5844-3630(平日10時〜18時) Fax: 03-3818-5940、DEARのウェブサイト: お申込みは電話、メール、ファクス、ウェブで受付けています。 書籍代金に加え、送料・手数料がかかります。