福島支援・脱原発
福島に住む人々の被爆の危険を緩和するための活動を支えます。
福島県内には、放射線量が高いにもかかわらず、福島で生活を続けざるを得ない人々が大勢いらっしゃいます。アーユスは、その中でも特に子ども達が、放射能の危険が少ない地域で学び遊べる時間が増えるお手伝いをします。
2012年度
郡山市で放射能の影響を心配するお母さんグループの運営費を支援
支援団体:安心・安全・アクション in 郡山(3a)
「安心・安全・アクション in 郡山」(3a)は、安全な環境で安心して暮らせることを願ってつくられたグループです。主に子どもたちへの放射能の影響を心配しているお母さんたちが中心となり、食品放射線量の自主測定や行政への請願、同じ悩みを抱える人たちとの交流の場作りなどの活動を行っています。アーユスは、運営費の一部をご協力しています。
福島の子どもの夏合宿
山梨県富士吉田市の正福寺(遠山章信住職、アーユス理事)と、隣接する2つのお寺(如来寺、大正寺)の協力を得て、2年続けて福島の子どもたちを受け入れる夏合宿が行われました。今年度は、8月20日から23日まで、富士吉田市青少年センターに宿泊し、思いきり外で遊んで思い出を一緒に作りました。今回は、郡山市の3aが関係している小学校の児童に呼びかけ、26人の子ども達に、3人の保護者の参加となりました。
事故から一年半。子ども達は除染が終わった校庭で、一日2時間だけ遊べます。それまでは、学校から帰ると公園に集まって遊んでいた時間は失われています。友だちと一緒に遊ぶ楽しさ、思い出を一緒に作る喜びを、短い期間ではありましたが味わってもらえたのではないでしょうか。また、一定期間は放射線量が低いところで過ごすことは、身体の免疫力を高めるためにも大切だと言われています。
今年のプログラムは、ペットボトルで作るロケット飛ばしや、カヌー体験、富士急ハイランドなど。富士吉田市のご協力、浄土真宗本願寺派都留組のご協力のもと充実した時間を過ごすことができました。
2011年度
福島の子どもの夏合宿
放射能汚染の影響を受けている地域の子ども達に、思いきり外で遊んでもらいたいという思いから、福島の子ども達の夏合宿を計画実施いたしました。
アーユス会員である伊達市の仙林寺さんが主催する寺子屋に集まる子どもたちを中心によびかけ、32名の子どもと数名の保護者が富士吉田市で三泊四日の夏合宿に参加しました。受けいれは、アーユス会員であり理事である正福寺(遠山章信住職)と隣接する2つのお寺(如来寺、大正寺)です。3ヵ寺に分宿し、河口湖でのカヌー体験、手打ちうどんづくり、富士急ハイランドなどを楽しみました。
施設の利用や食事などでは、富士吉田市に3ヵ寺のご門徒さんやご近所のみなさまと、多くの方々のお世話になりました。