福島支援・脱原発
福島の地元産業を応援します。
放射能は農業や漁業をはじめとする諸産業に、深刻な打撃を与えました。アーユスは、生産者が安心して仕事ができ、消費者も信頼の元に購入できるためのお手伝いをします。
2012年度
支援団体:つきだて交流館「もりもり」
伊達市月舘にある「つきだて花工房」は、阿武隈山系の自然と眺望に恵まれた宿泊保養施設です。原発事故前は、農業体験などのプログラムが盛んに行われ、直売所には珍しい野菜や山菜を求める人が後を絶たない状況でした。原発事故で放射線量が高くなると施設の利用や野菜などの売り上げは激減し、将来の見通しが全く立たなくなりました。まずは販売する野菜が放射能に汚染されているかどうかをしっかりと測定して、農家の自信を取り戻し、消費者への信頼回復に努めたいとする関係者の熱意に応える形で、アーユスは2012年5月にベラルーシ製の食品放射能測定器を支援しました。大規模な除染作業が終わり、農産物の放射線量の正しい測定がなされる中で、施設の利用や直売所の売上も徐々に回復しています。
福島の物産販売
いわき市で作られたこだわりの農産物や加工品を販売する「スカイストア」から、定期的に「あだたら豆」やクッキー、ジャムなどの加工品を買い取り、アーユスの関係寺院で行われるイベントなどで販売しています。また、APLAを通じて、二本松の有機農家が作った「にんじんジュース」の販売も行っています。
また、主催者のご希望によっては、福島の農産物(放射線量測定済み)の販売もアレンジします。