アーユス賞
第5回アーユス賞受賞者(2017年度)
アーユスNGO大賞
大橋正明(おおはし・まさあき)さん
1953年東京生まれ。シャプラニール=市民による海外協力の会評議員(元代表理事)、国際協力NGOセンター理事(前理事長)、防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR)共同代表、日本NPOセンター理事(前副代表理事)、CWS理事、CSOネットワーク評議員、ビジネスと人権NAP市民プラットフォーム監事、(社福)コメット監事、アーユス仏教国際協力ネットワーク理事などを務める。シャプラニールと国際赤十字・赤新月社連盟兼日本赤十字社の駐在員としてバングラデシュに5年間駐在、インドに留学と研究などのために3年間滞在した。現職は、聖心女子大学教授(NGO・NPO論、南アジア地域研究)、聖心グローバル共生研究所所長。恵泉女学園大学名誉教授。
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アーユスNGO新人賞
上嶋佑紀(うえじま・ゆうき)さん。
特定非営利法人シャプラニール=市民による海外協力の会
国内活動グループ ファンドレイジング担当
大阪大学外国語学部国際文化学科卒。大学で国際関係を学び、国際協力やNGOの活動に関心を持つ。 保険会社やリサイクル業者での勤務を経て、かねてからの希望であったNGO職員に。2013年シャプラニール=市民による海外協力の会に入職。国内活動グループ所属。 前職の経験を活かし、ステナイ生活などのファンドレイジングやボランティアコーディネート、法人連携・渉外を担当。認定ファンドレイザー。
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河合良太(かわい・りょうた)さん。
特定非営利活動法人泉京・垂井(せんと・たるい)
理事兼事務局長
雑貨店や公共施設などで働いた後、名古屋NGOセンター主催のNGOスタッフ育成研修を受講し、NGOやNPOのこと、また、高山市内のNPOでインターン実習をおこない中間支援やまちづくりについて学ぶ。泉京・垂井に入職後は、都市農村交流などを担当。現在は地域と世界のつながりを感じながら、フェアトレード推進や持続可能な流域内循環型社会づくりに取り組んでいる。
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河本千夏(かわもと・ちなつ)さん。
特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
アドボカシー事業リーダー
高校時代に孤児の存在に衝撃を受け、世界で起きている貧困について学ぶようになる。大学院生時代、同団体で2年間インターンとして従事。その後正職員となり海外の子どもたちと日本の参加者をつなげる文通プログラムやフェアトレード商品販売・管理、広報を担う。
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谷川詩織(たにがわ・しおり)さん。
特定非営利活動法人関西NGO協議会
広報・啓発事業担当職員
学生時代より、国際協力分野の国内での啓発に関心を持ち学生団体で活動。大学卒業後1年間のインターンシップを経て、2015年に関西NGO協議会に入職。広報啓発事業担当として、地域NGOの情報発信や高校生を対象とした啓発事業「ワン・ワールド・フェスティバルfor Youth」、若手ボランティア育成事業を担当するほか、外務省NGO相談員として高校・大学等へ出張授業を行うなど、若い世代への啓発活動に取り組む。
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盛田青葉(もりた・あおば)さん。
特定非営利活動法人パルシック
パレスチナ事務所代表
2010年京都大学総合人間学部卒業、国際協力NGOで2年間働いた後復学し、2015年大阪大学大学院国際公共政策研究科修了。2015年3月よりパルシックのパレスチナ駐在員として活動に従事。大学在学中の2008年にイスラエルによるガザへの軍事侵攻が起こった。国内での抗議活動などに参加しつつも、現地で多数の犠牲者が出続ける中、より実践的に紛争や災害、人道的危機状態に直面する人びとを彼らの視点に寄り添って下支えする仕事に携わりたいとの思いから、国際NGOで活動に参加。事業運営と同時にパレスチナの状況についても積極的に情報発信していくことで、一方通行ではない人と人の間の協力、私たちの目指す民際協力のもう片側である日本社会の意識向上に努め、協力関係を強化していく一端を担いたいと思います。
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アーユス特別功労賞
太田義徳(おおた・よしのり)さん。
一般財団法人太田慈光会 代表理事
1935年生まれ。1948年より太田慈光会理事。1958年慶應義塾大学経済学部を卒業。1983年から財団理事長(現代表理事)として現在に到る。祖父の太田信治郎氏が実施した震災/戦災での困窮者救済事業をもとに創設した財団法人は、仏教に関する社会事業等を行う仏教団体への支援助成を柱に、社会奉仕活動を実施している。各団体に対する支援助成を通して行われてきた社会的弱者の救済活動は、仏教関係団体の発展に大きく貢献してきた。また、仏教に関係した市民活動への助成をいち早く実現してきたことでも注目され、その活動は多方面に拡がりを見せている。
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