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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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アーユスセミナー

世界の歴史を捉え返す ー新しい市民革命へ!

✓ 欧米中心の世界は終わりに近づいて、アジアの世紀がはじまろうとしている? ✓ ロボット・人工知能・遺伝子操作で超スマート社会が到来、超人類も現れる? ✓ スラエル建国からキリスト再臨・千年王国にむかう世界の終末過程が進行?

世界混迷の皺寄せがパレスチナ・中東・イスラーム世界に集中するのは、なぜ?
ここから世界の過去・現在・未来を芋蔓式に読み解くヒントが見つかってくる。
そればかりか、いのちの尊厳に依拠するムワーティン(市民)革命の課題が掴める。
自由・公正・平和・多様性を非暴力と修復的正義のネットワーキングで実現する知恵と霊性の市民革命が、7世紀からの「超近代」を完成し、飛躍の新時代拓く。


■日 時 2018年9月27日(木) 13:30〜18:00
■会 場 常圓寺祖師堂地下ホール(新宿区西新宿7-12-5)
■参加費 1500円
■定 員 80名
■主 催 福神研、(認定NPO法人)アーユス仏教国際協力ネットワーク
■申込み こちらのフォームからお申し込みください。


■講演者

板垣雄三(いたがき・ゆうぞう)さん
18sekainorekishi1 1931年2月東京生まれ。満洲事変は生後7ヵ月。戦時下、キリスト教徒(プロテスタント)として育つ。中学2年から軍需工場に勤労動員、海軍兵学校予科受験を命じられ原爆1年前の広島経由江田島へ、大日本帝国崩壊は中学3年。1949年大学1年次に中華人民共和国成立。東京大学文学部西洋史学科卒、同大学院修士。東京大学東洋文化研究所助手、カイロ大学で在外研究、東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所アラビア部門助教授、東京大学教養学部助教授ついで教授(歴史学)、東洋文化研究所教授(西アジア政治経済)、大学院教育では国際関係論・イスラーム学・地域文化研究を担当。この間、カイロのアインシャムス大学中東研究センター客員教授、国立民族学博物館客員教授。1991年東京大学定年退職後、東京経済大学経営学部ついでコミュニケーション学部教授、2001年同大学定年退職。全期間をつうじ、全国の30余の大学で非常勤講師としても教えた。また「イスラム化」・「中東の社会変化」・「イスラームの都市性」等の内外の共同研究プロジェクトの組織運営の責任を担った。現在、東京大学名誉教授、東京経済大学名誉教授。
 日本学術会議会員・第1部長、アジア中東学会連合AFMA会長、国際歴史学委員会CISH日本委員会委員長、(財)日本イスラム協会理事長、日本中東学会会長、日本オリエント学会理事、歴史学研究会委員・編集長、中東調査会常任理事、中東経済研究所理事、中近東文化センター理事、等を歴任。
 第2回世界青年の船団長、イスラーム世界との文明間対話世話人、日韓歴史家会議組織委員長、等を務めた。現在は、信州イスラーム世界勉強会代表。文化功労者。

■ゲスト

足立正生(あだち・まさお)さん
18sekainorekishi2 1939年生まれ。1969年、永山則夫の殺害事件をテーマに「略称・連続射殺魔」で風景論を展開。若松孝二監督や大島渚監督の脚本共同を続けた。1971年、カンヌ映画祭の帰路、若松孝二とパレスチナを取材して「赤軍-PFLP世界戦争宣言」を製作、上映運動を展開。1974年、アラブに再度出張したままゲリラ生活。2000年、日本に強制送還された後、「幽閉者/テロリスト」(2007年)、「断食芸人」(2017年)製作上映。


■プログラム
 13:00 受付開始
 13:30 講演 板垣雄三「世界の歴史を捉え返す −新しい市民革命へ!」
 15:45 休憩
 16:00 対談 板垣雄三×足立正生  
 16:45 質疑応答(討論)
 18:00 終了