文字サイズ

特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

会員になるには

スタッフ雑記帳

スタッフ雑記帳2010/02/15

2/11 「沈黙を破る」上映会+監督インタビューin 経王寺


2月11日、「沈黙を破る」のドキュメンタリー上映会と土井敏邦監督のインタビューが経王寺(アーユス会員:互井観章住職寺院)で開催されました。

外は雨が降っており非常に寒かったにも関わらず、大勢のお客様がこの上映会に来ていただきありがとうございました。

皆さまに是非この作品を見ていただきたいので、内容の多くは語りません。しかし、この作品は世界のあらゆる悲劇に訴えています。パレスチナを通して皆さんにもう一度世界で起きていることに目を向けていただきたいと思っています。もしかしたらこの映画を通して日本のことに目を向ける方もいるかもしれません。

土井氏がインタビュー中パレスチナ人のある言葉を紹介してくれました。

「私たちは攻撃されているときのほうがまだ良かった。そのときは世界中の人々が私たちに注目してくれた。」(パレスチナ人の言葉)

どれほど無関心が怖いものか。暴力だけでなく時に人々の心が痛めつけるのです。

この映画後、私は再度「沈黙を破る」(元イスラエル兵士)のメンバーを思い出しました。彼らは私と同じ20代後半。イスラエル兵の頃、彼らは19歳、20歳。とても悔しい気持ちになり、そして、その状況に苛立ちました。だが、今こうして沈黙を破って、世界に発信する彼らの放つ言葉に心を揺さぶられたことも確かです。

<プレスカード発行の署名のお願い>

現在土井監督はイスラエル政府よりプレスカード発行拒否されており、パレスチナへの入国が現在出来ません。土井さんのプレスカード発行に向けた署名を皆さまに是非協力していただきたいと思っています。詳しくは、こちらをご覧ください。⇒http://www.doi-toshikuni.net/j/column/20091227.html

「沈黙を破る」HP:http://www.cine.co.jp/chinmoku/

土井敏邦HP:http://www.doi-toshikuni.net/j/index.html

アーユスは、このイベントに共催し、パレスチナ関係の商品(支援NGO等からの委託)を販売いたしました。