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NGOより 2018/10/24

10/24 アブラヤシ農園での労働実態と改善への動き~農園労働組合代表を招いて、パーム油の調達と投融資から対応策を考える~


【要申込】10/24(水)「アブラヤシ農園での労働実態と改善への動き~農園労働組合代表を招いて、パーム油の調達と投融資から対応策を考える~」
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2018/1024_7657.html

 パーム油の8割以上を供給しているマレーシアとインドネシアにおいては、労働者の権利侵害が蔓延しています。
 例えば、移住労働者や日雇い労働者に厳しいノルマを課し、最低賃金も支払わず、児童労働への関与が認められるなど人権侵害が起きています。
 米国労働省の調査レポートでも両国でのパーム油生産は児童労働のリスク、マレーシアでは強制労働のリスクも高い産品とされています。

 日本向けパーム油供給も行なっている大手サプライヤーの持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)認証農園でも、違法な労働慣行が行われていることが報告されており、RSPO認証制度の課題として指摘され、改善が求められています。
 問題が指摘された企業グループに、日本の3メガバンクも融資を行っており、日本はパーム油の輸入消費国として、また農園開発の投資国としてもこの問題に関わっています。

 アブラヤシ農園での労働実態についての調査レポートを発表し、状況改善を求めて活動をしている現地の労働組合代表の方に、今回、現地の状況をお話しいただき、こうした状況を改善するために調達面、投融資面から対応策について考えていきたいと思います。

アブラヤシ農園での労働実態と改善への動き~農園労働組合代表を招いて、パーム油の調達と投融資から対応策を考える~
日 時:2018年10月24日(水) 13:00-16:00(開場12:30)
場 所:日比谷図書文化館 スタジオプラス(小ホール)
    〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4
    丸の内線・日比谷線「霞ヶ関駅」B2出口より徒歩約3分
    都営地下鉄 三田線「内幸町駅」A7出口より徒歩約3分
    千代田線「霞ヶ関駅」C4出口より徒歩約3分
    地図→https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/#access
参加費:1,000円
※要事前申込
※お申し込み:以下のFair Finance Guide Japanのサイトからご登録ください。
https://fairfinance.jp/news/2018/20181024/

スピーカー:
・ヘルウィン・ナスティオン氏(インドネシア農園労働者組合Serbundo会長)
 「インドネシアにおけるアブラヤシ農園労働者の生活実態」
・川上豊幸(レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表)
 「パーム油調達企業と投融資機関等の対応状況について」
・コメンテータ: 山田美和氏(ジェトロ、アジア経済研究所)

お問い合わせ先:
・アジア太平洋資料センター(PARC)
 TEL 03-5209-3455/E-mail office@parc-jp.org (担当:田中)
・熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
 TEL 03-5269-5097/E-mail info@jatan.org (担当:中司(なかつか))
主 催:熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
    Fair Finance Guide Japan
    アジア太平洋資料センター(PARC)
    レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)
協 力:アムネスティ・インターナショナル日本
    地球・人間環境フォーラム
    プランテーション・ウォッチ
助 成:スウェーデン国際協力庁(SiDA)